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家づくり 2021/07/31

デコスタイルマガジン編集部

子育て世帯に人気・おすすめの間取りとは

子育て世帯に人気・おすすめの間取り

子どもがまだ小さかったり、赤ちゃんがいるファミリーの場合、子育てするには、どんな間取りがベストでしょうか。

夫婦が共働きの場合は子どもを保育園に預けるので、日中は家族のいない住まいになります。またママが家にいる場合は、常に子どもと2人で過ごすことになりますね。

そして子どもが2人、3人のケースもあり、家族数やライフスタイルの違いによって住まいへの考え方は変わるでしょう。

このように、暮らしやすい間取りはファミリーによって変わるため「これがベスト」とは言えないのが実情です。そこで、自分たちにとってどんな間取りが一番過ごしやすいのかをポイントに考えてみましょう。

 

ここでは1LDK~4LDKまでの暮らし方を考えながら、おすすめの間取りを紹介していきますので、ぜひご参考にしてください。

間取りそれぞれの暮らし方

1LDKのメリット

例えばLDKが10畳、寝室が6畳の1LDKでは、LDKを中心に家族が暮らすことになります。赤ちゃんや小さな子どもが1人のときは、1LDKでも十分に暮らせます

対面キッチンなら家事をしていても子どもの様子が分かりやすく、ここもメリットのひとつになります。また、パパも子育てに参加がしやすくなり、家族が一体となって過ごすことができるでしょう。

寝るときは個室で、家族一緒に眠ると良いですね。ベビーベッドなども個室に置いておくとLDKがスッキリとします。

1LDKのデメリット

小さな子どもがいる場合は、おもちゃなどを置く場所に困るかもしれません。賢く上手に収納することが重要です。

子どもが小さい間は1LDKでも良いと思いますが、成長するにつれて、狭く不便になっていくことが予想できます。

また、夫婦のプライバシーを保ちにくいため、どうでもよいことで夫婦喧嘩をすることも。空間にゆとりが無いと、こんな時は気まずい空気が流れてしまいます。

いずれ手狭になるのは分かっていますので、マイホームを考えるときはできれば1LDKは避けておきましょう

2LDKのメリット

2LDKに向いている家族構成は夫婦と子ども1人です。LDKの他に個室が2部屋あるので、片方を夫婦の寝室に、そしてもうひとつの個室は子ども部屋にしておくと良いでしょう。

LDKとプライベートな個室があるため、リビングでくつろぎ、個室で就寝という過ごし方ができます。子どもが小さい、赤ちゃんのときは同じ個室で寝かせると良いでしょう。ここまでは1LDKの過ごし方と変わりは無いかもしれません。

もうひとつの個室は、子どもが小さいうちは客間や夫婦の趣味の部屋、収納スペースなどにしておくと便利です。

2LDKのデメリット

子どもも成長すると個室を使うようになりますので、3人家族なら2LDKでもOK。でも子どもが増えた場合はやはり住まいに余裕が無くなります

子どもが同性ならひとつの個室に子どもが2人でも良いかもしれませんが、年頃になるとひとりにもなりたくなるでしょう。

また年代が違うと、お兄ちゃんは受験期、弟はやんちゃ盛りでは、やっぱり過ごしにくい住まいとなってしまいます。2LDKの場合は、夫婦+子ども1人の家族構成として検討してください。

人気の間取りは3LDK&4LDK

やっぱり部屋数は多い方が便利。3LDKの場合

子育てファミリーに人気の間取りは、個室の多い3LDKと4LDKです。3LDKの場合はLDK+個室3部屋。

この間取りだと、夫婦の寝室にプラスして子どもの部屋が2つになります。4人家族ならゆとりを持って暮らすことができますね。

3人家族の場合は個室に余裕が出ますので、夫婦の在宅ワークや趣味の空間としても活用できます。このように子育て中でも、子どもが成長していく姿を想像しながら、最初から子どもの個室を考えて間取りを検討していきましょう。

ゆとりの1部屋ができる4LDKの場合

また4LDKの場合はさらにゆとりがあり、個室が4部屋となりますので客間や趣味の空間、子ども用の部屋を勉強用、遊び用と分けることもできます。

子どもが小さいうちは部屋を間仕切りすることなく、オープンにしておいて、後に間仕切りできるようにする間取りも多くあります。ドアは2か所だけど室内は広く、収納スペースも2か所に設置。窓も考えられて配置しています。

こうすることで、最初の建築コストも抑えることができますので、子ども部屋が2つ欲しいときは仕切らずに作っておいても良いでしょう。

子どもが大きくなって個室にしたいときは、間仕切り用の収納棚や書籍棚なども市販されていますので、自分たちで間仕切りをするとあまり負担もかかりません。DIYでパパに頑張ってもらって、子どもたちも手伝うと楽しい時間になるでしょう。

3LDK&4LDKのデメリット

ゆとりのあるこの人気の間取りですが、子どもが成長して独立したときは空いた空間となってしまいます。そこを空いたままにするか、どうするかも考えておきましょう。

子どもがいなくなった後は、夫婦それぞれの部屋にしても良いかもしれません。ママは趣味の絵画やミシン仕事、パパは書斎にするなど、無駄な空間にしないで夫婦で活用すると、楽しい時間を過ごすことができます。

また、ひとつの部屋はウォークインクローゼットの代わりにして、収納部屋にしたり、洗濯物を干すスペースにしても良いでしょう。

家づくりはライフプラン

子育てに苦労をしながらも子どもは成長して、いずれ巣立っていきます。親としては嬉しくもあり寂しくもありますが、子育て後は自分たちの暮らしも想定して住まいづくりを考えておきましょう。

子どもに個室は必要だけど、いずれ空き部屋になります。考え方はいろいろですが、そこは夫婦それぞれの楽しみを満喫する空間にすることをおススメします。

こう考えていくと家づくりというのはライフプランのひとつでもあり、先を見通した考え方が大切。家族の長い歴史を積み重ねるのがマイホームなので、しっかりと計画を立てましょう。

暮らしやすい家事動線の工夫

対面式のキッチンを採用する

子育て中のファミリーの場合は、家事動線にも気を配って間取りを考えましょう

まずキッチンは赤ちゃんや小さい子どもがどこにいても分かるよう、対面式のオープンなキッチンにして、1階フロアが見渡せるようにしましょう。

間取り参考:北欧の白い家×家族じかん<Helmi -ヘルミ->

 

また、リビングの横に洋室または和室があるときは、そこが子どもの遊び場になることが多いと思います。そこも見えるように、部屋の配置とキッチンからの視線を考えてください。

また、声をかけても聞こえるようにするのも大切ですね。

赤ちゃんの場合、日中はリビングにバウンサーなどで寝かせておくと、キッチンでの作業をしながら赤ちゃんの様子も分かります。このようにまずキッチンが大きなポイントになります。

キッチンから水回りスペースへの行きやすさ

キッチンからすぐ横にユーティリティ、バスルームなどを配置しておくと、洗濯などをしながらキッチンでの作業もしやすくなります

間取り参考:北ヨーロッパならではのシンプルでナチュラルな暮らし<GRÜNE -グリューネ->

この水回りスペースを玄関ホールからユーティリティにも行ける回遊式の動線にすると、帰宅した後にすぐ手洗いなどができて便利。家事動線も含めて、こうした動線にしておくと暮らしやすさを実感できるはずです。

アイランドキッチンの採用

キッチンの回りを回遊できるアイランドキッチンも、子育て中のママにはとっても便利です。

キッチンの中心にいても、左右どちらからでもダイニングやリビングに行け、また他の水回りスペースにも行きやすい。予算に見合ったときはこのアイランドキッチンもおススメします。

画像:南欧〈Spanish〉

このように、子育てを便利にするには家事動線も大事。こうした住まいの機能性も頭に入れながら念願のマイホームを実現してください。

▼子育て世帯の方におすすめな記事はこちら

まとめ

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Writer

デコスタイルマガジン編集部

インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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