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勾配天井の平屋に住みたい!後悔しないための注意点も
勾配天井とは、傾斜のある屋根の勾配をそのまま生かした天井のことです。屋根なり天井とも言われ、三角屋根と呼ばれる切妻屋根の住宅なら、中心の棟木(屋根の骨組みの一番高い部分)から左右に下がる形になります。
一方向だけに下がっている片流れ屋根の場合は、屋根の形と同様、天井の一辺が高く、もう一辺が低く傾斜しています。このように屋根の形がそのまま天井となるため、一般的な水平に設けた天井よりは多彩な魅力があります。この勾配屋根を採用した平屋も多く、あちこちで見かけることでしょう。
では、そんな平屋を実現するためにはどうしたら良いのか、後悔しないための注意点を含めて考えてみましょう。
目次
勾配天井とは。勾配天井のメリット
勾配天井の構造の梁をあえてデザインとして魅せる
勾配天井とは、先に説明したように屋根の形をそのまま天井にしているものです。三角屋根なら棟木から左右に下がるように傾斜していきます。また片流れ屋根の場合は、一番高いところから斜めに下がっていきます。
この勾配天井の大きなメリットは開放感が生まれること。
天井が高くなることで、タテの空間にもゆとりが生まれます。
梁がある場合はそれがあらわしとなりますので、下記イメージのように空間のオシャレなアクセントにもなります。
構造の梁をあえてデザインとして見せたり、デザインのための飾り梁をつけたりすることでおしゃれな空間づくりができるでしょう。
家づくりの楽しみの幅が広がるといえますね。
勾配天井だけアクセントクロスやアクセントウォールにすると魅力度アップ
せっかくの勾配天井、壁と同じカラーでは面白みが足りない、と感じたときは、天井部分だけアクセントクロスやアクセントウォールを使っても魅力がよりプラスとなります。
例えば片流れ屋根の住まいで、壁は塗り壁、そして天井は木目のアクセントクロスを貼ると、空間の雰囲気が一気に変わり、オシャレな印象になりますね。また、建物の高い部分に窓を設置できるため、より明るく心地よい住まいとなります。
よりステキな勾配天井にするために
勾配天井にシーリングファン
画像:Highlands
シーリングファンもオシャレポイント。レトロ感を演出させる天井のシーリングファン。空気の循環がよくなり節電効果もあります。
勾配天井にペンダントライト
画像:Highlands
レトロポップな家電や食器を集めたくなる使い勝手のよいキッチンとレトロな家具で彩られたダイニング。
天井から吊るされたペンダントライトがおしゃれです。
平屋で勾配天井にするメリット
画像:ゆとりの空間が広がる平屋で家族の時間を大切に暮らすおうち
平屋が勾配天井だと天井が高いので空間にゆとりが生まれる
日本の住宅では部屋の床から天井までの高さは2400mmというのが一般的です。これを勾配天井にすると、角度にもよりますが最も高い地点を5000mm(=5m)という設計も可能になります。
通常の2倍以上高くなりますので、タテの空間にゆとりが生まれ、開放的な平屋を実現可能に。
2階建ての住まいとはまた違う、平屋ならではの魅力となるでしょう。
平屋を勾配天井にすることで室内を明るくできる
勾配天井にすると部屋の上部が吹き抜けのようになり、高い位置に採光用の窓を設けることができます。こうした高窓なら一年中、自然光を取り入れることが可能です。このため、日差しが部屋の奥まで届くようになり、全体的に部屋を明るくすることができます。
真冬の寒い日でも陽射しを取り込めるのは嬉しいポイントですね。
勾配天井の平屋は換気がしやすい
通常、暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へと流れます。たとえば高窓と腰窓を開けていれば、室内の暖かい空気が天井付近に集まって高窓から外へ抜け、同時に腰窓から新鮮な空気が入ってくることになります。
つまり、部屋の中の空気が常に動くので、自然と住まい全体の通気が良くなり、換気もしやすくなります。
勾配天井に窓を設置すると、明るい上に人の視線が気にならない
高い位置に窓があると、室内からは空が見えることになります。いつでも青い空を眺められるのは、勾配天井とそこにある高窓の魅力です。このように光と風を取り込みやすいのですが、同時に外からの視線も遮ることができます。
勾配天井にして高窓を設ければ、人が行き来する道路と高さの違いが生まれるため、視線をさえぎり、光と風だけで室内を包むことができます。道行く人々を気にすることもありません。
このように勾配天井にすることで開放感が生まれ、天井は高く、高い位置に窓を設けることも可能です。住宅密集地でも、こんな平屋なら家族揃って快適に暮らせるでしょう。
インターデコハウスで平屋を建てるなら
画像:Highlands
シンプルなかっこよさの中に感じる、懐かしさと新しさ
緩い勾配天井のゆったりとした空間で暮らす。
カリフォルニアのカジュアルでありながら、大人の余裕を感じる平屋スタイル「Highlands(ハイランズ)」が誕生しました。
未来を夢見た懐かしい時代を思い出す、シンプルでおおらかな印象の平屋です。
ここで間取りをご紹介しましょう。
土間スペースが広く楽しみに満ちた2LDKの平屋です。
キッチンは独立していて、パントリー付き。そしてリビング、ダイニングと続き、家族の憩いのスペースはゆったりとした広さです。
広めのパウダールーム近くには居室が2部屋あります。いずれも6.0畳、8.5畳と、ゆとりがあり、クローゼットが多く機能性にも富んでいます。
マスターベッドルームにはテレワークもできそうなカウンターがあり、お仕事も快適にできそうです。
インターデコハウスには他にも多くの平屋間取りプランが多数ありますので、検討中の方はぜひ注目してください。
勾配天井のデメリット
天井の高さが不便を生むことも
勾配天井だと高いところは手が届きませんので、踏み台や脚立を持ってきて、窓ふきをすることもあるでしょう。でも、天井高が5mにもなると、さすがに踏み台や脚立を使っても届かないですね。そんな時は高所用の掃除用具を用意しないといけません。
また、天井から下がっているライトが故障したとき、シーリングファンが故障したときなどは、自分ではどうしようもできません。こうしたときはハウスメーカーに修理を依頼するなど、メンテナンスの費用と手間がかかります。
勾配天井は床面積によっては2階建てよりコストがアップすることも
勾配天井にすると、壁の面積が増えることになります。場合によっては一般的な2階建ての建物より面積が広いかもしれません。壁面はクロスを張ったり漆喰仕上げにしたりと内装の工程がかかるので、壁面が増えると工事の作業効率としては下がります。
その結果、工期が長くなり、かかった人件費の分だけ施工価格に反映されてしまうことも。 特に、リビングなど広い部屋を勾配天井にすると、その分施工面積が増えることになります。勾配天井に決める前に、できあがりのイメージだけではなく、プラスされるコストもしっかり考えておきましょう。
平屋にして後悔することは?
Hさん 3人家族
広めの平屋を新築しましたが、4LDKにして庭もつくりたい、カースペースもなどと考えてプランができた段階で、広めの土地が必要になりました。プランは気に入っていたのでどうしても実現したく、悩みつつも広い土地を購入。完全に予算オーバーとなりました。
Kさん ご夫妻
念願の平屋を建てましたが、防犯上の問題を考えていませんでした。夜間などはすべての窓を閉めなければいけなく、夜の風通しという意味では今ひとつです。真夏はさすがに寝室の窓だけは開けますが、2階だったら…と後悔することもあります。
Oさん 4人家族
家族の人数に対して、収納スペースがまったく足りません。納戸やクローゼットは作りましたが、居室が狭いために物があふれてしまいます。キッチンもパントリーがないので、食器棚に保存食なども収納していますが、うちのライフタイルに平屋は合っていなかったと後悔しています。
Kさん 3人夫妻
後悔しているのはひとつ。一人になれる場所がないことです。最近は自宅で仕事をすることが増えたのですが、子どもの騒ぐ声が響かない個室を作っておけば良かったですね。いっそ、庭を潰してもう一部屋リフォームで作ろうか悩んでいます。
このような後悔する点を参考にし、平屋の実績が豊富なインターデコハウスで失敗の無い平屋づくりをしましょう。
かっこいい平屋。勾配天井のリビングをご紹介
勾配天井と大きな窓が特徴的な平屋のリビング
画像:Highlands
光がたっぷりと入る開放的な空間で勾配天井部分は木目でアクセントに。オシャレなスポットライトもステキなポイントになっています。
このようにインターデコハウスでは平屋のプランは豊富にあり、外観デザイン、内観にもこだわりの「好き」を詰め込んでいます。
平屋を検討中の方はインターデコハウスのステキな平屋を実現しましょう。
\3分でわかるインターデコハウス/
デコスタイルマガジン編集部
インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。
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