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ホテルライクなお家とは
お家の空間をつくる時に「ホテルライク」というフレーズをよく聞きませんか?そのままのイメージでは「ホテルのようなお家」ということですね。
でも、ホテルといってもリゾート地にあるホテルと都心にあるような高級ホテルではまたイメージが変わります。古民家風の建物のホテルなら、そこも「ホテルライク」の見本になりますよね。
そんなすべてのタイプのホテルを含めて「ホテルライク」とはどんな空間なのでしょうか。ひとついえることは「暮らす」のではなく、「滞在する」のがホテルの役割になります。
つまり、そこまで生活感は必要ありません。ここが大きなポイントになりそうですね。非日常を過ごすという意味でも、生活するお家とは一線を画します。そんなホテルのようなお家を「ホテルライクなお家」というわけですね。
では、「ホテルライクなお家」について、いろいろ考えていきましょう。
目次
ホテルライクなお家のポイントとは
生活感が無いこと
ホテルを思い浮かべると、必要な物はありますが、そこに生活感はありません。無駄が無いとも言えますね。この「生活感が無い」お家はモデルルームのように常に整然としているようなイメージです。
モノが常に整理整頓されていると見た目が美しいだけではなく、掃除が行き届きやすくなりますね。このように、まず生活感が無いお家にするのがカギとなります。
テーマを追求した空間づくり
ホワイト系
ホテルのようなお家ですから、カラーはホワイト系にして清潔感のある空間づくりが似合います。また、インテリアのカラーはホワイトを多用すると部屋全体が明るくなり、生活感のない都会的な雰囲気になります。
キッチンや収納などにホワイトを取り入れると、シンプルで清潔感あふれる空間を作り出せるでしょう。
ブラック✕高級感
そして忘れてはいけないのが「高級感」です。非日常ですから、できるだけ優雅に過ごしたいですよね。
シンプルであることは大切ですが、同時に重厚感をもたせたインテリアにするとホテルライクな空間に近づきます。壁や床といったインテリアのベースとなる部分には、重みがあり高級感を感じさせる素材を選ぶとよいでしょう。
また、小物やアメニティにもこだわって、上品なデザインを取り入れることもポイントです。そこにかわいい雑貨は似合いません。あくまでもシンプルに、そして品良くまとめるのが大切です。
リゾート風
リゾート地、特に南国のホテルでは特徴が変わります。街並みにヤシの実などが並んでいるような場所では、シンプルな中でも木目を上手に生かしたホテルのようなお家も似合います。
開放感たっぷりの空間に大きな窓。こんなホテルも非日常で、日々の喧騒を忘れることができます。こうしたホテルを参考にしてもステキなお家になるでしょう。
ゆっくりとくつろげること
あまりにも「ホテルライク」にこだわりすぎて、本当にホテルのようなお家にしても、くつろげるかどうかがポイントになります。
コーナーやテラスなどを利用して、思わずゆっくり昼寝ができるようなスペースをプランニングしておくと、よりリラックスできるお家になります。
ホテルライクな空間6つのポイント
では実例を紹介しながらポイントをチェックしていきましょう
1.カラーを統一すること
まず部屋全体の色を考えましょう。インテリアの配色を考える際には、ベースカラー、メインカラー、そしてアクセントカラーの3種類を決めると良いでしょう。
ベースカラーはその空間の軸となるカラーで、床や壁、天井などに使われる色。メインカラーは大型の家具に使われる色で、テーブルやソファ、収納家具など。アクセントカラーは小さいアイテムに使われる色で、ランプやクッションなどです。
写真:Brisa
白を貴重としたホテルライクなデザイン。海外のアパルトメントのようなキッチンが特徴です。
広々とした空間は、リゾート感もあり、ゆっくりくつろぐことができます。
写真:Highlands
緩い勾配天井のゆったりとした空間で暮らす。
ベースカラーは木目、そしてメインカラーはアースカラーでナチュラルに仕上げています。
アクセントカラーはダクトレールやスポットライトのホワイト。高い天井で空間にゆとりがあり、大きな窓からの日差しも室内を包み込みます。ここでなら、きっと非日常の優雅なひとときを過ごすことができるでしょう。
2.上質な素材を選ぶ
空間に高級感を持たせるには、インテリアの素材にこだわることも重要なポイントです。
家具やカーペット、床、壁、カーテンなど、特に面積が大きいものは全体の印象を左右しやすいため、素材に注意して選ぶとよいでしょう。
例えば、アンティークなインテリアやラグマット、美しい無垢材を使用した床材など、魅力的な風合いのある素材を利用した壁などを取り入れると高級感が出ます。
また、ホテルというと心地よいベッドを想像する人も多いでしょう。旅先で訪れるホテルを思い出してみると、上質なリネンが敷かれた清潔なベッドが頭に浮かびます。
寝室のリネンにこだわれば、見た目だけでなく肌触りからも高級感を味わうことができます。
3.照明を上手に使用する
照明もインテリアが与える印象を左右する重要なポイントです。リラックスしたいときはトーンを落とす照明を使うことで柔らかい光になり、ホテルのような落ち着いた空間にできるでしょう。
写真:Brisa
作業や読書をするときなど、明るさが必要な場合には調節することができると便利です。
シーリングライトなどの主照明とテーブルライトやスタンドライトなどの間接照明を設置し、時間帯やその時の気分に合わせてうまく活用する方法もあります。
複数の間接照明をセッティングして組み合わせて使うと、立体感のあるライティングを作り上げることができます。
4.天井にはインテリア性の高いシーリングファンを
天井にはオシャレなシーリングファンを設置することで、リゾート地にあるような高級ホテルのようになります。
ここでポイントになるのは、実用性とともにカラーにこだわることです。「ホテルライク」にこだわるのなら、やはりブラックのシーリングファンが似合うでしょう。
写真:Brisa
▲「ホテルライク」な空間のアクセントになるシーリングファン。
5.収納スペースとキッチン回りが大事
生活感を極力無くすためには収納スペースを上手にプランニングすることが大切です。いくらステキな空間をつくりあげても物があふれていては台無しです。
「ホテルライクなお家」を建てたいときは、収納スペースについても考えましょう。また、キッチン回りもいつもキレイにしておけるような、キッチンプランにしておきましょう。
写真:Brisa
写真:Highlands
こちらはキッチンがあっても生活感の無いスペースです。ダイニングテーブルは円形でオシャベリも楽しくできそうな場所に。そしてキッチン収納がオシャレなデザインで、ラグジュアリーなホテルのような印象です。
6.広々としたパウダールーム(洗面所)
それから高級ホテルのようなパウダールーム(洗面所)。広々としていておしゃれでこんな素敵な空間が家にもあったら・・・と憧れを持つ方も多いハズ。
写真:Brisa
スッキリまとまるように設計し生活感が出るものは隠せるように。また、全体的な色味を統一するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?ホテルライクといっても人によってイメージするスタイルは様々かと思います。
しかし、共通して言えるのは「生活感のないホテルのような家」「非日常が味わえる家」ということ。
今回紹介させていただいた画像は、輸入住宅ブランド「インターデコハウス」の事例でした。
インターデコハウスの家自体が輸入住宅で非日常を味わえるため「ホテルライク」な実例が多くあります。
あなたの家づくりに是非、お役立てください。
デコスタイルマガジン編集部
インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。
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