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北欧の人々の季節の楽しみ方、そこから考えるインテリアと北欧風住宅
フィンランドを始めとする北欧は冬が長く寒い地域。
しかし、暖流の影響もあって、北極圏を除く地域は比較的温暖傾向な気候であるといわれています。
北欧の、森と湖が美しいところと建物やインテリアのデザイン性がとても高いところが好きな・・
デコスタイルマガジン編集部、グラフィックデザイナーのAicoです。
今人気の「北欧」は一体どのようなところなのでしょうか。オーロラ鑑賞をしにフィンランドのヘルシンキ、ロバニエミに行った私が私なりにではありますがご紹介させていただきます。
目次
皆が待ち望む、北欧の春
北欧といえば冬のイメージをされる方が多いかもしれませんが、実は北欧は日本と同じように四季がはっきりしていることをご存知でしょうか?
長い冬も終わりになると、春の訪れを楽しむイースター(復活祭)というお祝いをします。日本でも最近ではうさぎや卵のモチーフを飾ったりして馴染みが出てきていますよね。
北欧ではカラフルに装飾をしたイースターエッグを家族みんなで作り、イースターエッグの中にお菓子を入れて、子供達が楽しみながらお家の色々なところを探します。春の訪れを心から喜び、家族みんなで楽しむイベントです。
幸運の木と言われる白樺の枝には、色付けされたカラフルな羽をつけたポスクリスという飾りがたくさん街中に飾られ、その時期街はとても華やかになります。
イースター後は植物や花が咲き始め、長く待ち望んでいた自然あふれる春が到来します。
日本の初夏のような爽やかな夏
冬と比べると期間は短い北欧の夏。
夏は30度近く気温が上がる地域もありますが、朝や夜は涼しく、とても過ごしやすい日本の初夏ぐらいの爽やかな気候をイメージしてみてください。
夏至祭
春のイースターのように、夏にも夏至祭と言われる夏の到来を喜び楽しむお祭りがあります。
夏至はクリスマスに匹敵するほど北欧にとってはスペシャルな日です。みんなで広場に集まり、昼間の時間が1年の中で最も長い夏至を祝福します。
葉っぱやカラフルな季節の花々で装飾されたマイストングと言われる豊穣のシンボルを立て、音楽やフォークダンスで盛り上がり、美味しいご馳走をみんなで楽しみます。
夏至祭の前夜に、7種類の花を摘んで枕元や枕の下に置いて寝ると、将来の旦那様が夢に現れるという言い伝えがあり、若い女性たちは手作りの花冠をつけていて可愛らしく華やかです。
幸運を運んでくれる馬と言われるダーナラホースで有名なダーナラ地方には、夏至祭に世界から多くの観光客が来ることで知られていますよ。
自然とサマーハウス
夏至祭の後は働く方達も短い夏を満喫できる長いお休みが待っています。
北欧の方々はサマーハウスを持っている方が多く、持っていない方も親戚や友人、知人のサマーハウスを借りて過ごすことが一般的なほど人気があります。
ある種、別荘のような家なのですが、豪華な別荘とは違って作りはとてもシンプル。
自分たちで手作りしたりバスルームやシャワーなどはなかったりする場合も多く、代わりに湖で体を洗う方々もいるぐらいの家です。
自然を体感して、満喫するための家と言っても過言ではありません。
森の中や島にひっそりとサマーハウスを建てるのは、都会から離れてのんびりと過ごし、涼しく爽やかな風、太陽の日差し、鳥のさえずり、緑の匂いや新鮮な空気を味わうため。そして静かな環境を家族でじっくりと楽しみ、短い夏を満喫するためです。
ひととき仕事のことも忘れ、自然と家族と過ごす事のできるサマーハウスでの生活は幸せを感じる夏の醍醐味と言えます。
夏の楽しみ方
そんな北欧の夏は日照時間がとても長いので、夜遅くまで外で家族みんなでレジャーなどを楽しむことができます。
森を散歩したり、お花を摘んだり、自転車に乗ったり、山に登ったり。
森と湖の国と言われるフィンランドには約188,000もの湖があります。この湖近くにサマーハウスを持っている方はボートを所有していることが多いため、湖にボートを出して釣りをしたり、泳いだりとして満喫しています。冬になっても雪と氷、寒さで閉ざされた湖を楽しむ方もいるそうです。
冬は外に出たくても寒くて外に長時間いることができなかったからこそ、夏、屋外にテーブルや椅子を置いて楽しい時間を過ごす事は北欧の方々にとって至上の喜びです。
家族や友人、知人を呼んでお茶会をしたり、パーティーやバーベキューなどをして、ご馳走やおしゃべりを楽しんだり、それぞれが自由に夏を満喫できます。世界の人々も北欧の夏を楽しみにしているので、観光地であれば夏限定のショップなども多くあるんですよ。
白夜と極夜
白夜と極夜はなぜ起こる?
夏に日が沈まない白夜と、冬に日が昇らない極夜はなぜ起こるのでしょうか?
その原因は「地軸」にあります。
まず、地球は365日かけて太陽の周りを回ります。(公転)
太陽の周りを回りながら地球自体も回転します。(自転)
そしてこの自転の回転軸のことを、地軸と言います。
この地軸は約23.4度傾いているため、太陽がずっと見えている地域が一時的に生まれ、白夜が発生します。そしてその反対側では極夜が発生するのです。
つまり太陽に対する位置が、自転してもあまり変わらないから一日中明るい白夜と一日中暗い極夜が発生するのです。
自分を太陽として、真横から地球儀を回してみるとずっと見えている地域がありそこが白夜でずっと見えない地域が極夜の地域ということになります。
極夜では太陽光を浴びる時間が減ってしまい、現地の方でも慢性疲労などの症状が出る場合があるようです。原因として太陽光を浴びることで皮膚で合成されるビタミンDの欠乏症とも言われており、ビタミンDのサプリの摂取などで予防しているそうです。
極夜に訪れる際にはビタミンDのサプリメントを摂取するのも忘れずに。
太陽が夜になっても沈まない白夜
そして、北欧の夏といえば他の地域ではあまり味わえない白夜を楽しむことができます。太陽が夜になっても沈まないので明るい夜を堪能できます。かなり遅い時間になっても明るい時もあり、湖で泳ぐ人もいますし、子供達が外で遊ぶ姿も見られます。
北欧の夏は明るいので星空は見えませんが、そのかわり夜でも明るい夕日が空や森や湖、建物をオレンジやピンク色に染め、とても幻想的な時間を味わえます。
北欧は北極圏に近づけば近づく程、白夜の時間が長くなります。サンタクロースがいる事で有名なフィンランドのロヴァニエミには北極圏の始まりの境界線があり、それより先の北極圏では約2ヶ月間もの間、白夜が続きます。
北極圏は夏は白夜が長いという利点を生かして、野外コンサートやライブ、フェスティバルなどが遅い時間まで各地で開催されています。
その他にも、白夜を利用したイベントや旅行ツアーなどがたくさんあります。
北欧は自然が豊かでおすすめの観光といえば自然!と言われるほどです。そんな大自然を時間にとらわれずに満喫できる白夜は人気の観光時期なのです。
キャンプを楽しむ人たちも白夜のキャンプはライトやランタンが必要なく楽しめるのでオススメなんだとか。
夏の時期にしか訪れることができないスポットも数多く存在する北欧。
白夜を体験してみるのも良いかも知れません。明るいからと、ついつい夜ふかししてしまいそうなので、気をつけないといけませんね!
太陽が朝になっても昇らない極夜
反対にこの北極圏は冬には太陽が一日も昇らない「極夜」があるのも日本とは違って魅力的なポイントです。
一日中太陽が昇らないなんて想像がつきませんよね。極夜は太陽が地平線の上に登ってこないことで起こります。太陽が昇らないことで一層寒さが厳しくなるのも極夜の特徴です。星やオーロラの観察をするのにもってこいの時期ともいえます。
ずっと暗い極夜は白夜とは逆に眠たくなっちゃいそうですね。暗い中目を覚まし、学校や仕事に行く…当然終わる頃には真っ暗。
オーロラを見ながら出勤なんてこともあるんでしょうか。
このように冬の暗い時間が長い北欧では、蛍光灯のように明るい光ではなく、キャンドルなどのやさしい光で生活する方が多いようです。
外は雪と暗闇がほとんど。
必然的に家の中で過ごすことが多くなる冬。
その分、人々は室内に色や明るさをと、北欧のデザインには鮮やかな色合のデザイン、インテリアが多く生まれたのだと聞きました。
暗くて長い冬は、家の中でゆったり家族との時間を大切にする。それが北欧の暮らしです。
憧れの北欧の生活を日本でも実現したい・・!
そんな北欧の人々の生活、私はとてもあこがれてしまいます。
いつか家を建てるなら、やっぱり北欧の暮らし、インテリアを再現してみたいと思っています。このようにお考えの方は多いのではないでしょうか?
そのような方におすすめなのが、インターデコハウスの北欧スタイル(ノルディックスタイル)の家です!
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私が気になるのはもちろん「北欧スタイルの家」です!
インターデコハウスでは、世界中の良いものの中から自分好みのインテリアパーツをセレクトできます。
北欧は好きだけれど、北欧の人々と日本人の生活とはではやはり生活スタイルが違いすぎるので、そこをプロとして、日本にあったスタイルで提案してくれるのは、私としても心強いなと思いました。
こちらのページでは、北欧テイストの住まいのギャラリーを見ることもできます。
いかがでしたか?
春や夏の季節を家族や友人と楽しみ、寒い冬でも家の中で家族との時間を大切にする北欧の人々。このような知識を持って北欧テイストのインテリアや住まいを考えるとより一層楽しくなってきませんか?
下記リンクも参考にどうぞ。
こちらもぜひご覧ください
>> インターデコハウス 「輸入住宅 北欧スタイルの家ラインナップ」
>> インターデコハウス 「北欧スタイルの注文住宅ギャラリー」
デコスタイルマガジン編集部Aico
インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」
Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、
家づくりネタなどを配信しています。
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