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家づくり 2020/04/21

デコスタイルマガジン編集部

住宅展示場、モデルハウス、オープンハウスの違いと見どころポイント

住宅展示場とは?

家づくりを考え始めたとき、まず、どんな家がいいのか、今どきの住まいはどんな感じなのか、実際に見学しに行きたいなとお思いにするなることが多いと思います。そこでまず思いつくのが、住宅展示場でしょう。住宅展示場では主要ハウスメーカーが多数住宅を展示しており、実際の住まいをくまなくチェックすることができます。

例えば北海道の場合ですと、道内に約11箇所「北海道マイホームセンター」や「STVハウジングプラザ」という住宅展示場があります。

千葉県内には約12箇所ほど「ハウジングプラザ」「ハウジングパーク」などの住宅展示場がありますし、愛知県にも20箇所ほどの住宅展示場があります。このように各都道府県に必ずと言っていいほどいくつかの住宅展示場があり、家づくりを考え始めたらまず行ってみる方が多いようです。

一つの展示場内には、大体20棟ほどの住まいがあり、各社が力を入れた先進の住まいを公開しています。一度に多くの住まいを見学できるので、非常に便利な場所といえるでしょう。

このように一度に見られる住まいが多いと比較検討もしやすく、この性能が気に入った、このコーディネートは取り入れたいなど、参考になる部分が大変多くあります。家づくりの各種イベントや、お子様も楽しめるイベントなども行われているので、興味のある方はぜひ参加してみてください。

住宅展示場のおすすめな回り方

各社の特徴を少しでも知ってから行ってみよう

住宅展示場の住まいを見るときは、まず先に各社の特徴を調べて、前知識を持っていくと良いでしょう。
住宅展示場にある住まいの特徴は何と言ってもハイグレードなこと。間取りや仕様はもちろんですが、コーディネートやインテリア、照明、カーテンなど豪華な雰囲気を味わうことができます。

参考になったことをメモして回ろう

そして多く見ていくうちに、「この家のテイストが好きだな」という住まいにきっと巡り合えます。ハイグレードなままでは無理でも、ちょっとコンパクトにしたら我が家になるかもしれない。そんなイメージで見学して歩いてみてください。

できれば、チェックノートなどを作って、1棟ずつ感想や印象に残った部分を描き残しておくと良いでしょう。漠然と見学するだけではなく、メモやノートに印象を書き込んでおくと、後の参考になります。

住宅展示場のデメリットは?注意すべき点と、やっておいた方がよいこと
目的があいまいだと疲れてしまうかも

展示されている住宅が多く、会場も広いので、目的をあいまいにしていると疲れてしまうかもしれません。行くときは展示されているハウスメーカーの下調べなどをして、絶対見たい家はどこなのか、絞り込みをしてみると良いでしょう。

情報が多すぎて混乱してしまうかも

また、一度にたくさんの住まいが見られるが故に、情報が多すぎて忘れてしまったり、どこのハウスメーカーの営業さんが言っていたことだったっけ?と混乱してしまうこともあるかもしれません。

それを防ぐために、前述の通り、ノートを持参して細かくメモしておくと後から役立つことでしょう。

各社のパンフレットや図面集などもできるだけ集めておきましょう。後でじっくりと検討するときの参考になります。

モデルハウスは展示場の家とどう違うの?

モデルハウスは各社が独自で公開する住宅です。例えばI社が建てた住宅をモデルハウスとして一般に公開するものです。こうしたモデルハウスは後に売却されるケースがあり、期間限定で公開することもあります。さらに常設モデルハウスとして長く公開することもあります。

いずれにしても、こうして独自に公開するモデルハウスを見学するメリットは「等身大のその建築会社(工務店)の魅力とコーディネート」を見られることでしょう。ハイセンスだけれど、お手頃な価格・仕様で提案されており、マイホームが身近に感じられるのがモデルハウスの良いところです。

モデルハウスはここをチェック!
その会社ならではの特徴

モデルハウスで確認したいのは、その建築会社・工務店ならではの空間づくりや間取り、機能性です。水回りの使い勝手や動線なども大切なポイントになるので、しっかりチェックしておきましょう。

収納スペース・他

また、次に大切なのは収納スペースです。シューズクロークやウォークインクローゼット、納戸や物入など参考になるところは多いはず。特に収納スペースは暮らしやすさを左右しますので、必ず見ておきましょう。

他には床材や壁などの素材やニッチ、棚、階段の位置なども大切です。

できれば、モデルハウス見学にも専用のノートを作っておくと便利です。そこに気になる部分のスケッチを描きながらメモをしていくと良いでしょう。

モデルハウスを見るときに注意したいこと
傷がつかないように気をつけよう

モデルハウスは傷をつけないように慎重に見学してください。もちろん汚してもいけません。お子さま連れで行くときは、特に注意をしてください。
また裸足ではなく、必ず靴下を履いて(持参して)行きましょう。モデルハウスによっては、裸足では断わられることもあります。手袋が用意されていたら必ず装着してください。それから何でも触らないこと。できるだけ目で見て確認してください。

たくさん質問をしよう

せっかく担当の方とお話できる機会ですので、家づくりで悩んでいることや気になっていることを聞いてみましょう。そのモデルハウスの一番の売りを尋ねてみるのも良いかもしれません。

そして資料などがある場合は必ずもらってきてください。情報収集はとても大切です。

オープンハウスは等身大の住まいをチェックできる

注文住宅の「オープンハウス」は、見学用の住宅ではなく、完成した「お施主様の住まい」を期間限定で公開するものです。”まさに等身大”の住まいを見学することができ、間取りや設備、価格などまで参考にすることができます。

担当の方に間取りや仕様の説明を受けながら、自分たちの我が家のプラスαとなる材料を探してみましょう。

オープンハウスではここをチェック!
動線や間取り、収納の工夫

実際に住むファミリーのいる住まいですから、モデルハウスよりさらに”我が家”のイメージに近いと思います。各建築会社さんのこだわりに、お施主様のこだわり・予算も反映された住まいです。ここでもモデルハウス同様、動線や収納などを確認しましょう。また子ども部屋の作り方など間取りもとても現実的で参考になるので、よく見学しておきましょう。

敷地の使い方、外観・窓の位置など

さらに敷地と外観の位置、ロケーションなども大切です。窓からの景色や隣家との視線など、どのように工夫をして建てているのか確認してください。

住宅展示場、モデルハウス、オープンハウス、時間が許す限りいろいろ回って家づくりの参考にしていきましょう

どこを見学しても、聞きたいことや疑問はきっと出てくるはずです。そういうときは、担当者に遠慮をせずに説明をしてもらうことです。家づくりのプロに聞くと、家の印象自体も変わるかもしれません。

住宅展示場、モデルハウス、オープンハウス、それぞれ特徴が違いますので、時間が許す限り、あちこち見学して参考にするのがベストだと思います。

さまざまな家を見学することで、分かることも増えてくるはず。各建築会社さんが独自で開催するイベント等にも足を運んで、家づくりをさらに身近にしていきましょう。

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Writer

デコスタイルマガジン編集部

インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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