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北欧風の家の一般的な外観スタイルとは?モダンデザインとの違いと特徴
「北欧風の家の外観」と聞いてどのような家を思い浮かべましたか?
筆者は「北欧デザイン」に関してはいろいろイメージできましたが、「北欧風の家の外観」はパッとイメージできませんでした。
ネットで調べてみてもこれだ!という記事に出会えなかったので、輸入住宅ブランド「インターデコハウス」技術支援チームの高橋さんにお話を伺ってきました。聞いたお話から北欧の家の外観スタイルをご紹介させていただきます。
目次
昔ながらの北欧風の家とモダンな家の外観は全く違う
例えば「日本の伝統的な家」といったらどのような家を思い浮かべますか?ほとんどの方が和風住宅を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、現在日本で建てられる家は、モダンな家、ナチュラルな家、シンプルな家、アーバンな家など、いろいろなスタイルの住宅があり、デザインはどれも異なりますよね。
実はそれと同じで、「北欧の伝統的な家」と「モダンな北欧の家」の外観は全くデザインが異なります。
伝統的な北欧の家の色は「赤」
「北欧の伝統的な家」をまずご紹介するならばこのようなイメージの家ではないでしょうか。
北欧の伝統的な家のイメージを代表するのは、スウェーデンの木造住宅。その外観デザインは、深い赤色と白のコンビネーションが特徴的です。
この赤は16世紀から今に続く「伝統的な外壁の色」で、鉱山業が盛んだったスウェーデン ダーラナ地方・ファールンの鉱山で採れる顔料の色。
酸化第二鉄(鉄のサビのようなもの)を主成分とし、これを木材に塗り込んでいることから赤い家が多いそうです。
見た目の良さだけでなく、顔料そのものに木の耐久性や強度を上げる効果や防腐効果があることから、極寒の北欧の地で雪などから住宅を守ることを目的として普及していったと言われています。
伝統的な北欧の家の屋根の形
三角屋根
また、雪の多い北欧の地域では屋根に雪が積もりにくいように、三角屋根の家が一般的となっています。しかし、急勾配の家ばかりかというとそうでもないようで、緩やかな勾配の屋根の家も多くあります。
マンサード屋根(腰折れ屋根)
マンサード屋根(腰折れ屋根・中折れ屋根)と呼ばれる、途中で折れ曲がって勾配が変わっている屋根もよく見かけます。
積雪の滑りが良くなるというメリットがあるため、北欧だけでなく、北海道でもよく見かける屋根の形なんですよ。
マンサード屋根の内観はこのようなイメージです。
屋根裏のようですが、スペースは広くて落ち着く空間となっています。
北欧の平屋
フィンランドの人口は550万人ほどです。
日本の北海道と本州を合わせたくらいの広さの土地に、北海道よりも少し多いくらいの人口が住んでいるという点で、人口密度が低いため、平屋の家も多くあります。
モダンな北欧の家
では、モダンな北欧の家のデザインはいかがでしょうか。
とてもオシャレですね。伝統的な北欧の住宅とはイメージが全く異なります。
フィンランドでは年に一度、大規模なハウジングフェア(住宅博覧会)が開かれて、一度に何棟もの新築戸建て住宅を見ることができます。(※例えば2019年は33棟が公開されました)
そこでは上記のようなモダンなデザインの住宅が多く並びます。日本の新興住宅地と似ていますね。
昔ながらの北欧風の家をイメージした、インターデコハウスの北欧スタイルの家
今回ご紹介させていただいた伝統的な北欧スタイルの家。
これを日本でも実現したいと思い、生まれたのがインターデコハウスの北欧スタイルの家。
こちらのモデルハウスを建てたあと、フィンランドの方がこの家を見学しにきてくださいました。
すると、家の外観の雰囲気、外と内とがつながったような雰囲気を味わえるウッドデッキ、独立したリビングなどを見て「まるで母国の住宅のようだ」と感心してくださり、隅々まで見ていってくださいました。
(※サウナがないのが残念だとも仰ってましたが。笑)
現地の人に太鼓判を押していただいてリリースされたインターデコハウスの北欧風住宅。
現在では3種類のデザインテイストで皆様にご提案させていただいております。
ルオント
ヘルミ
グリューネ
どの住宅テイストでも共通しているのは
- 三角屋根
- ツートンカラー
という点です。お客様のご要望に合わせたカラーでプランニングが可能です。
家を大切に手入れし、受け継いでいく北欧の人たちの「暮らし方」も真似て
北欧では、ひとつの家でながく暮らすことを家族みんなで楽しんでおり、メンテナンスを繰り返して何世代と住宅を受け継いでいくのが一般的です。
そのためかはわかりませんが、なるべくメンテナンスがしやすいようにと、シンプルなデザインが多いのかもしれません。
インターデコハウスのこちら↑の住宅の白い部分は、レンガを白く塗っているのですが、この白い塗料が少し落ちてきた頃がより北欧の住宅に近づき、とてもいい雰囲気が出てくる時だと私たちは計算しています。
こういった経年変化を楽しむのも北欧のスタイルなのです。
新しい生活様式も、インターデコハウスの北欧風住宅なら快適に
北欧には太陽が朝になっても昇らない極夜という季節が訪れます。
一日中太陽が昇らず、冬が長いため、必然的に家の中で過ごす時間が長くなります。
それもあって家の中での生活を大切にする方が多いようです。
インターデコハウスでは北欧の人々の家の中での暮らし方も参考にし、外観だけでなく内観の間取りやコーディネートまで北欧を手本に設計しています。
「ルオント」という商品が生まれた時に今のような時代のことを想定していたわけではありませんが、家の中での生活を大切にしたい方が増えている昨今の情勢では、インターデコハウスの北欧風住宅はとてもおすすめしたい住宅の1つです。(下記は1階の間取りです)
リビングとダイニングを分けるメリット
ダイニングは食事を取る場所、リビングは家族でくつろぐ場所、と、用途をわけてそれぞれの本来の使い道を最大限に生かした生活をすることができます。
リビングとダイニングの間に外と繋がることのできるウッドデッキを設置
リビングとダイニングの間にウッドデッキがあることで家にいながらも外を感じることができ、より充実した暮らしを送ることができます。
玄関からつながるシューズクロークと広々とした土間
「ただいま」と家に帰り、すぐにコートを脱ぎ、シューズクローク内にあるコート掛けに脱いだコートをかけたら除菌スプレーを。
土間には手洗い場を設ければ、家の中にウイルスを持ち込む心配もありません。
その国の伝統的なデザインをむやみに変えず、ルーツまで大切にして
何百年と経過しても継承され、愛され続けているデザインには必ず理由があります。そして、そのデザインが本物であることの証でもあります。
インターデコハウスの輸入住宅は、各国のデザインをむやみに変えたりせず、ルーツまで学び、尊重したデザインを皆様にご提供しています。
その中でお客様の土地の広さだったり、ご要望だったり、日本人の生活スタイルにあったご提案をさせていただくので、街を歩いていてもインターデコハウスの家だ、とすぐにわかる外観デザインでありながらも、オーナー様の個性が光る素敵な住宅ばかりに仕上がっています。
結論
北欧の家の外観ってどんな外観だろう?とこの記事をご覧いただいたかもしれませんが、結論から言うと、赤い色の外観が”北欧らしくて正しい”わけでも、青いサイディングの外観が”北欧らしくて正解”なわけでもありません。
▲こちらは2012年の住宅博覧会の写真です。塗り壁の色も多く、色合いはさまざま。
▲こちらは2009年の住宅博覧会の家。ルーフバルコニーと1階のコンサバトリーが屋外の楽しさを訴求していますが、赤茶色は用いていません。
このように北欧にも本当にいろいろな色、形の家があります。
しかし、家づくりをする際に、ルーツは崩してはいけません。
北欧の方々の想いを大切にし、デザインされたインターデコハウスの外観の写真をこちらで一度ご紹介いたします。
いかがでしたか?
さまざまな外観がありましたが、共通点もありながら個性もあるのがおわかりいただけましたでしょうか。
▶ もっと北欧風の住宅が見たい方はこちら 北欧スタイル住宅ギャラリー
▶ 北欧スタイルのモデルハウスギャラリーはこちら
ルオントモデルハウス1 ルオントモデルハウス2 ヘルミモデルハウス
▼インターデコハウスの北欧スタイルの家コンセプトもぜひご覧ください
今回は外観のご紹介をさせていただきましたが、その他の北欧に関する記事もいろいろあります!
\北欧風住宅のカタログ資料請求はこちら/
デコスタイルマガジン編集部Kato
インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。
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